涸沢小屋 小屋番の一休み

標高2350Mで生きている小屋番の目線から 書く、独断と偏見のブログです。 山が好きな方、自然が好きな方、将来が不安な方、 必見です。

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涸沢フェスティバル

の打ち合わせに松本まで下りてきました。
やはり遠いですね松本は・・・・(苦笑)

さて今年の8月24日~26日まで、涸沢フェスティバルというイベントが開催されます。

山と渓谷社さんが主催ですが涸沢小屋も協賛しますので是非皆さんいらしてください。

CIMG6625.jpg
山渓の大畑さんと木村さんです。頑張りましょう!!

内容はパタゴニアさんの映画祭や(小屋でも上映しますよ)
山ヨガ、各メーカのワークショップ、自然観察、
エコな写真教室、限定メニューなどなど
山(自然)を知らない若い世代の方や家族ずれの方が楽しめる
エコで滞在型のイベントが盛りだくさんなんです!!



しかし一方、昔から涸沢という場所を愛されている登山者の方々からすれば
『山という自然な場所で何をチャラチャラしたことをしてるんだ!!』
『何もしないことが自然なんだ』とか『山は厳しいものだから軽々しく来るモンではない』
とか山に対して真摯な意見が出てくることでしょう・・・

確かにそのとおりなのですが、今、山小屋の世界は若い世代の働き手が非常に
少ない現状です。それはきっと山小屋の仕事に『未来』がもてないからでしょう・・・
それは『給与』の問題だけではなく、山(自然)を楽しむという当たり前の行為が
山小屋で働いていると出来なくなってしまったからだと私は考えています。

話がそれましたが、今、日本の登山界では全く同じ現象が起きているのではないでしょうか?
一部のトップクライマーは世界レベルまで来ていますが、
本当の意味で登山界を支えているのは一人ひとりの登山者の方々なのです。

その中で
仕事の合間を縫って山を登ろうと、自然を楽しもうという若い方々があまりにも少なすぎます。
山はある程度年を取らなければ楽しめない行為なのでしょうか?
山は頂上に登らなければ意味を成さないものなんでしょうか?
私は少し違うと考えています。難しいクライミングなんてしなくともピークを目指さなくとも
山(自然)を楽しむ事だって出来るんです。

だって登山は競い合うものではなく自分で楽しむものではないのでしょうか?
もちろん危険もともなう行為なのでしっかりとした鍛錬も必要でしょう。
しかし山に修行しに来ている訳ではないのです。

たとえばピーク登らなくとも
山に登って自分で入れたコーヒーを飲む。こんな贅沢ことないですよね!!
自分で背負って自分で歩いて、自然を楽しんでそれが一番大切な事だと
若い世代の人は今の世の中では知る事ができないのです。



そういう事を伝えるイベントとして、登山界の門戸を広げる為のイベントとして
涸沢フェスティバルにご理解、ご協力の方よろしくお願いします。

長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました。



みなさん、登山界の先輩として色々な『山でのコーヒーの入れ方』
を私たち若い世代に教えてくれませんか?


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  1. 2008/06/07(土) 12:02:46|
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