涸沢小屋 小屋番の一休み

標高2350Mで生きている小屋番の目線から 書く、独断と偏見のブログです。 山が好きな方、自然が好きな方、将来が不安な方、 必見です。

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登山道状況(7月15日現在)

09071503.jpg
屏風岩をニッコウキスゲと共に望む…。

今日も屏風は大きくたたずんでいました。
そして、ニッコウキスゲも大きく花を広げ、屏風に向かって咲いていました。

本日(7月15日現在)の登山状況をお知らせします。

本谷橋までは、緑が生い茂り、様々な植物を見ながら歩く事が出来ます。
今はカラマツソウやセンジュガンピなど白い花が見頃を迎えています。

先週大雨が降りましたが、全く問題なく歩けます。
ここに来て梅雨がしっかり頑張ってくれたので、雪もだいぶ溶けました。
09071506.jpg
本谷橋からの沢の流れの様子です。
この季節が一番水量が豊富になり、透明感と迫力ある流れを見ることが出来ます。

09071501.jpg
本谷橋から上も、ほぼ夏道になりました。
やさしい木漏れ日を受けながら歩く登山道は、とても気持ちがいいですよ。
足元にはキヌガサソウやマイヅルソウ、エンレイソウなどたくさんの花が咲いています。
こちらも大雨による影響はありません。

09071502.jpg
Sガレ押し出し上、200m程歩くと最後の登りになります。そこからは雪道です。
涸沢ヒュッテ直下までは雪がしっかり付いています。今年はここに一番雪が残っている感じです。

風ある日は肌寒く感じる事があるかもしれませんが、雪の涼しさが火照った体を癒してくれます。
目の前の急斜面を登ったら、分岐とヒュッテが見えてきます。
ここまで来たらもう少しです。足を滑らせないよう気を付けて歩きましょう。

分岐より上、涸沢小屋への道はところどころ夏道半分、雪半分と言うところでしょうか?
この辺りは来週にはほとんど無くなると感じています。
もちろんステップは切りますが、雪道が不安な方は(特に下り)軽アイゼンがあったほうが
安心して山を歩け、残雪も楽しめますよ。


今年は涸沢直下とテント場(涸沢カール内)は例年に比べ、残雪がまだあります。
テントの方は少し寒いかもしれないです。

尚、涸沢より上の残雪は例年通りですね。
奥穂側の残雪は小屋の上の台地からザイテングラードへのトラバースと
穂高岳山荘手前が残っています。

北穂側の残雪は涸沢小屋からの北穂沢の周辺と、、松波のコルです。
どちらもステップを切っていますが、不安な方はこれまた軽アイゼンを携行してください。

不安な方は気軽にお問い合わせ下さい。

今週末の予約の状況では昔の海の日ほど混まないと考えています。
宿泊の方にもゆっくり泊まっていただけるのが、小屋番としては嬉しいですね。


ではお待ちしています。

おまけ
本谷橋までの登山道でメスのクワガタを発見しました。
この辺りでは、クワガタが生きられる環境ではありません。
いったいどこからやってきたのでしょうか。
09071505.jpg
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  1. 2009/07/15(水) 17:02:57|
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